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韓国では高級車が正義!?

韓国では高級車が正義!?

法律よりも強い!?韓国社会の“マウント文化”

こんにちは!
Jay consultant 代表取締役の李です。

韓国にも、日本の「道路交通法」に該当する法律は当然存在します。信号機や横断歩道の規定もあり、形式的にはほとんど日本と変わりません。

しかし、実際の優先度や運転マナーは日本と必ずしも同じではありません。特にガイドブックには載っていないような住宅街の細い路地などでは、「どちらが車を譲るか」の判断基準に、日本とはまったく異なる“暗黙のルール”が存在します。

それは、高級車が優先されるという文化です。

例えば、道幅の狭い坂道で、前からヒョンデ(韓国の大衆車メーカーで、かつて日本では「ヒュンダイ」と表記・発音されていた)とベンツがすれ違おうとする場面。日本なら、早めに気づいた方が広いところで停まるなど、互いに譲り合って通り過ぎる場面が多いでしょう。

ところが韓国では、
「おいおい、こっちはベンツだぞ?」
という無言のプレッシャーが漂います。
さて、どちらが下がるのか…答えは簡単です。
ベンツは止まりません。

まるでこう言っているかのようです。
「俺の方がいい車だから優先だろ?」

結果、ヒョンデの運転手が、狭い路地の奥まで壁スレスレでバックしていきます。そして、ベンツは一度も減速せず、何食わぬ顔で通り抜けていくのです。ヒョンデの運転手が、明らかに大変な体勢でバックし、狭い路地の奥へ避けていく光景は日常茶飯事です。

もちろんこれは法律に書かれているわけではなく、あくまで文化の問題です。形式上はすべての車が対等であるはずなのに、実際には車というモノの持つ権威性や、収入が“見える化”された社会的ヒエラルキーが、こうした日常の場面にまで顔を出します。

法律じゃなくて高級車が正義って、おかしくない?
韓国ドラマや旅行では決して見えない、韓国社会のリアルな一面。
それがこの「車の優先権?」に、妙にくっきりと表れています。

さて、あなたがヒョンデのドライバーならこの場面で、「止まってください」と声をかけられますか?笑

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