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韓国人と仕事をしていると、気持ちが凹むことがあります…

会話で言葉の意味と同じくらい大事なもの
こんにちは!
Jay consultant 代表取締役の李です。
日本の皆さんが、韓国人と仕事をすると、モヤモヤする場面に遭遇することがあります。
それは、韓国人は日本人ほど気持ちを大きく態度で表現しないので、何となく居心地が悪いというか、気持ち悪いと感じてしまうことがあります。
例えば日本だと、
・(笑顔で)へ〜、それすごいね!
・(相槌を打ちながら)うんうん、それでどうなったの?
・(声のトーンを上げて)良かったね、次もがんばってね!
みたいな感じで、言葉の意味だけでなく、気持ちを態度や姿勢でも示して相手に伝えようとしますよね。
ただ残念ながら、そういうリアクションが男女問わず韓国ではあまりないんですよ…
決して相手をネガティブな気持ちにしようとしているわけではなく、韓国ではどちらかと言えば、無表情で声のトーンもちょっと低めでコミュニケーションを取る方が多いです。
だから日本の皆さんがこのような状況に出くわすと、最初はびっくりすると思います。
間違ったことを言って相手を怒らせてしまったのでは、と心配になりますよね。
ただそのような状況でもあまり気にする必要はありません。
内容の良し悪し関係なく、テンションの高いリアクションをする韓国人は元々あまりいません。
その背景として、日本人は基本的に親切で配慮のある行動をするので、ポジティブなリアクションで相手の気持ちを良くしてあげようとする意図が表れているのだと思いますが、韓国ではそういう要素は日本より弱いからだと思います。
あともう一つ理由が考えられて、日本語は曖昧な表現が多く、態度や姿勢で言葉の意味を補完するという目的もあるかと思います。一方で韓国では、相手に自分の思いを明確に伝える傾向にあるので、リアクションで補うという習慣はあまりないのではと思っています。
ちなみにこのような習慣の違いがあるため、私が通訳をするときは、特に日本側には韓国人のリアクションについて事前に情報をお伝えするようにしています。相手の反応が鈍いように感じても、あまり気にせずに淡々と進めれば大丈夫ですよ、とアドバイスさせていただいています。とはいっても、最近は日本の文化を理解し、日本に近いリアクションをする韓国のビジネスパーソンも少しずつ増えてきてはいます。
韓国語は、日本語と文法がほぼ一緒で学びやすいとされていますし、実際にそうです。ただ両者で大きな違いがあるとすれば、会話の現場でのリアクションではないかと思います。
もちろん私は、日本で商談等をする際は、大きなリアクションをするようにしています。
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